液化炭酸ガス(生ガス)

局所施用によって得られる、
大きな4つのメリットをご紹介します

4つのメリット

4 BENEFITS

効果的な局所高濃度施用

作物近傍から高濃度で与えることにより、効果的な吸収を促します。

メリット
1

熱の発生がない

光合成が盛んな日射が強い時間帯でも安定的に施用可能です。

メリット
2

液化炭酸ガス(生ガス)は持続可能性の高い施用方法

工場より放出される温室効果ガスを再利用しています。

メリット
3

拡張性が高い

チューブの増設により施用面積を簡単に拡大できます。

メリット
4


メリット 1:効果的な局所高濃度施用

作物近傍から高濃度で与えることにより、効果的な吸収を促します。

【参考】高濃度施用と低濃度施用

高濃度の場合

センサーまでの濃度勾配が生じやすく、作物近傍のCO2濃度が高くなりやすい
施用気体の体積が小さく、狙った範囲に施用がしやすい。
CO2濃度変化の立ち上がりが良いため、窓が開いた 時間帯でも 安定的

低濃度の場合

ファン送風空気の混入により、センサーまでの濃度勾配が生じにくい
施用気体の体積が大きいため、群落外の空間濃度が高くなり、群落外への
CO2流出が多い傾向も

高濃度の場合、センサーまでの濃度勾配が生じやすく、作物近傍のCO2濃度が高くなりやすい 。
低濃度の場合、ファン送風空気の混入により、センサーまでの濃度勾配が生じにくい 。

【参考】ハウス全体施用の場合

全体施用は作物が吸収できていないCO2の割合が大きいです。

【参考】イチゴのモデルケース

イチゴがある時点で吸収に利用できるCO2の割合はハウス全体の2.2%です

モデルケースとして10aの3連棟の場合、

【ハウスの体積 】
間口7.2m×長さ45m×高さ3.5m×棟数3
= ハウス体積3402m2

【イチゴ近傍空間の体積】
イチゴ近傍の空間
= 栽培ベンチ長さ42m×栽培ベンチ幅0.3m×栽培ベンチ本数15×イチゴ高さ0.4m
= 75.6m2

【ハウス全体に占めるイチゴ近傍空間の割合】
100%× 75.6m2/3402m2 =約2.2%

メリット2:熱の発生がない

光合成が盛んな日射が強い時間帯でも安定的に施用可能です。

【参考】日射が強いときは光合成が盛ん

日射が強い時間帯のCO2施用が効果的です。

日射が強い時間帯のCO2施用が効果的です。

メリット3:液化炭酸ガス(ガス)は持続可能性の高い施用方法

工場より放出される温室効果ガスを再利用しています。

工場より放出される温室効果ガスを再利用しています。
  • 化石燃料の新たな燃焼を伴わない光合成促進手段
  • 工場から放出される温室効果ガスを農業へ利用

メリット4:拡張性が高い

チューブの増設により施用面積を簡単に拡大できます。

チューブを伸ばして簡単に拡張。
新たな施用機器がなくてもOK

※ハウス間が大きく離れている場合や、拡張範囲が著しく広い場合は別途装置の導入等が必要となる可能性があります。